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体外受精 妊活コラム

体外受精を12回行った私達夫婦の経験談(詳しい内容)まとめ

更新日:

体外受精を経験した私の体験談と全体の流れをまとめました

こんにちは。
子宝ちゃんねるのライターのぞみです。

不妊治療が人工受精までしかなかった時には、不妊治療で妊娠できる確率は現在の半分程度と言われてきました。
しかし現在は年々進化する体外受精の技術のおかげで、より多くの方が妊娠できるようになりました。

だからと言ってみんながみんな体外受精を選択しなければいけない訳ではありません。
どのステップまで治療するかはご夫婦や担当医と納得の行くまで話し合って選択することをおすすめします。

そして今までの不妊治療から体外受精への変更を選択される方にとっては、とても大きなステップアップに感じることと思います。
体外受精について「一体どんなことをするんだろう」や「どのくらい通院しないといけないんだろう」「費用は?」など、たくさんの不安や疑問が出てくるのではないでしょうか?

そこで今回は、私の体験談を交えながら体外受精の治療内容やスケジュール、費用のことまでしっかりとお話しさせて頂こうと考えています。
体外受精のことをきちんと理解することで、治療への不安を少しでも取り除き、通院スケジュールやお金がだいたいどのくらいかかるかシミュレーションできます。

シミュレーションを積み重ねることで、体外受精に対するのハードルが下がり、お子さんをこの手に抱きたいと思っているご夫婦の元に1人でも多くの願いが叶えられればと思っております。

実際に私も2年半、不妊治療をしておりました。そして最終段階として体外受精に踏み切り現在は3人の母になることができました。

ぜひ最後までご覧になって体外受精へのステップアップを今よりもう少しだけ前向きにお考え頂ければ幸いです。

この記事のもくじ

体外受精について

それではまずは体外受精の基本的なお話からさせていただきます。

体外受精とは卵巣から採取した卵子と精子を体外で受精させ受精卵になるまで培養し、子宮の中に戻すことを言います。

一般的には人工授精を数回行った後に体外受精へとステップアップします。
しかし最終手段として思われがちな体外受精ですが、卵管や精子の状態により一番最初の選択肢となることもあります。

体外受精は頻繁な通院をするので体力面や費用の面でも大きな負担があります。
そして何より女性の身心的負担が大きくなりますので、体外受精を選択された場合、旦那様がぜひしっかりと奥様を支えてあげて頂きたいと同じ女性として心から願います。

体外受精は1978年にイギリスにて開発されました

それではここで少しだけ体外受精のマメ知識的なお話しをさせて頂きたいと思います。
体外受精は1978年にイギリスで開発された不妊治療の方法になります。当時は「試験管ベイビー」と話題になり、私も子どもながらに覚えております。(年齢がばれますね。笑)

当時何の知識もなかった私は、試験管の中に赤ちゃんがぷかぷか浮かんでいるイメージがありましたが、そうではないんですよね。
卵ちゃんを取り出して精子と受精した後は、きちんとお母さんのお腹の中に戻してもらい、出産まではお母さんのお腹の中でスクスクと育ちます。

だけど体外受精のことを全く知らない方は、もしかしたらいまだにこういったイメージがあるのかもしれません。(私もそうでしたので。汗)

また日本では1983年に一番最初の体外受精成功例が報告されております。
今が2018年なのでその赤ちゃんは現在35歳になりますね。ちなみに顕微鏡受精の成功例は1992年のベルギーでの赤ちゃんが世界初になります。

現在は20人に1人が体外受精により生まれてきた赤ちゃんです

2015年に日本で行われた体外受精は、およそ42万件になります。
日本で生まれてくる赤ちゃんの20人に1人は体外受精により生まれてきた赤ちゃん、と聞くと驚く方も多いのではないでしょうか。

この数字を見て、実は私も最初はとてもびっくりしました。
そして感じたことは、現在は体外受精にまでステップアップするご夫婦がとても多いんだということ。決して珍しい選択肢では無くなっているのです。

日本ではまだまだ体外受精に対する偏見が多くあります。
私も実際に体外受精をしましたが、そのことは誰にも話していません。夫婦2人だけの秘密です。
それはやはり周りの偏見や心無い言葉に傷つけられたくない、と言う思いが心のどこかにあるからです。

何度かトライしても妊娠しない場合は一旦休憩するのも良し

体外受精は女性の身体はもちろん、精神面にもかなりの負担がかかります。採卵前には卵巣を刺激し、採卵できる卵をたくさん作ります。
そして採卵時には麻酔をかけて採卵します。その後も受精卵を子宮の中に戻したり、、、なかなか心休まる時間がないのが現状です。

不安や焦りの中で精神的にも追い込まれてしまっている時は、心が落ち着くまで数か月ほど治療をお休みするのも一つの手です。
その間は好きなことをしてみたり、旅行に行ったりとリフレッシュすることで、ストレスやプレッシャーから解放されて妊娠する場合も多くあります。

私も不妊治療中はなるべく自分に甘く、好きなことばかりしてました。そして今はそうした時間があって良かったと思っています。

体外受精をするのはこんなご夫婦です

それではどのようなご夫婦が体外受精を選択するのでしょうか?1つずつ説明していきたいと思います。

卵巣障害

卵管は卵子と精子の通り道であり、出会う場所でもあります。
その卵管が詰まったり細くなっている場合、自然妊娠は難しく体外受精を選択されるご夫婦が多くいらっしゃいます。

▶ 参考記事:卵管閉塞と診断されても妊娠できる!正しく覚える検査と治療

排卵障害

排卵障害の多くはホルモンの分泌異常により起こります。
排卵が不規則になったり無排卵が続く場合には体外受精を視野に入れることになります。

重度の子宮内膜症

子宮内膜症により卵管が癒着してしまい、卵のピックアップ障害の原因になったり、チョコレート脳腫ができて排卵がさまたげられている場合にも体外受精が選択されます。

男性不妊

精子の数が少ない場合や、運動率が悪い場合、またAIH(人工授精)では妊娠が難しい場合には体外受精、または顕微授精をすすめられることになります。

▶ 参考記事:男性不妊の実態!不妊の半分は男性側に原因があるという事実

その他

これと言った不妊の原因が見つからない原因不明の不妊の場合にも体外受精が用いられます。

こうしてみると、体外受精を選択する場合には、様々な原因があることが分かりますね。

体外受精の流れと種類について

それでは次に体外受精の流れと種類について詳しく見ていきましょう。

気軽にカウンセラーに相談をするのがおすすめ

最近では多くのクリニックで体外受精の説明会があり、説明会の後は体外受精専門のカウンセラーと一対一でお話しする機会を設けてくれています。
ここでじっくりとご自分にあった体外受精の方法や通院期間、費用のことなど説明を受けることができます。

私も体外受精の前にはカウンセラーさんによるカウンセリングを主人と一緒に受けました。
主人も一緒に受けてもらえたことで、体外受精の流れはもちろん、女性側にどのような負担があるのか、なども私が説明するよりもすんなり頭に入ってくれたようで良かったと思っています。ですのでぜひご夫婦で受けられることをおすすめいたします。

また当時私はパートでお仕事していたので、だいたいどの位のタイミングで通院するのかも分かり、事前に会社に「この辺りは不妊治療による通院のため、お休みを頂くことなります」や「この辺りは少し遅れての出勤になります」などの相談ができ、その辺りもクリアにできて良かったです。

体外受精で迷われている方は一度カウンセリングを受けてみましょう。

様々なことを調べられる「女性側の検査」

カウンセリングの結果、体外受精をはじめると決めたら、まずは体外受精の準備として女性側、男性側両方の検査が行われます。
同時進行もできますので、ぜひご夫婦ご一緒にクリニックに相談に行って頂けたらと思います。

女性側の検査としては主に次に経腟超音波を用いて子宮や卵巣、卵胞の状態を確認します。モニターに映し出される映像を先生と一緒に確認しながら説明を受けます。

まずは血液検査でもホルモンの数値を詳しくチェックし、その周期で体外受精をしても問題がないかどうかを確認します。

血液検査では以下の検査をすることができます。

  • エイズ
  • B型肝炎
  • 梅毒
  • その他の感染症の有無
  • 血液型
  • 貧血
  • 出血凝固系の検査
  • クラミジア
  • 抗核抗体
  • 抗精子抗体などの免疫系の検査

次に生理がはじまってから1~3日目の間にホルモンの基礎値を測ります。
超音波での検査では内膜の厚みや「前胞状卵胞数」もチェックします。「前胞状卵胞数」とは生理の1~3日目に左右の卵巣の中にある小さな卵胞のことで、この卵胞数が卵巣年齢とも言われております。(たくさんある程若い卵巣年齢です)

これらの検査と過去の卵巣刺激に対する反応などのデータがあればその辺りも考慮し、卵巣の刺激法を決定します。

実は私はこの検査で、子宮内膜にポリープが見つかりました。

担当医からは「悪さはしなさそうだけど、もしかしたら着床を妨げるポリープになるかもしないから、採卵の時に一緒にとっておくね」と言って、採卵時に全身麻酔で眠っている間に取って頂きました。

クリニックにより対処方法は異なりますが、私は眠っている間に取って頂けて良かったと思っています。(痛がりなので・・・)

精子の状態を調べる「男性側の検査」

男性側の検査は主に次のようなことを調べます。

  • 精液量
  • 濃度
  • 運動率

精液の量や濃度、運動量が低下していると、妊娠する確率は低下してしまいますので、早めに自分の精子の状況を把握しておくのも大事です。

※他にも以下のような検査があります。

  • 精液検査
  • 精液培養
  • クルーガーテスト
  • 感染症の検査

クルーガーテストとは精液検査の中の1つで、精密に正常な精子の割合を調べる検査のことになります。
特殊な染色液で精子に色を付け、形態を観察します。正常である精子が15%以上あれば自然妊娠が可能ですが、3%未満になると自然に受精する確率が極めて低くなるため顕微受精を考慮する必要があります。

妊娠の確率を上げるための卵巣刺激

次は卵巣刺激は妊娠の確率をアップさせるための大切なステップです。
多くの場合、排卵誘発剤を使って、より多くの卵子を十分に成熟させてから採卵を行います。その為、ホルモン薬(主に点鼻スプレーや注射、経口薬などを)組み合わせながら排卵や卵の育ち方をコントロールします。

体外受精前に知っておきたい卵胞刺激の様々な方法

それではここで卵胞刺激の様々な方法について一覧にしてみましたので参考にしてみて下さいね。

●ロング法

現在、体外受精で一番多く選択されている卵胞刺激の方法になります。
流れとしては月経前からGnRHアゴニスト製剤(主に点鼻薬)を患者自身で点鼻します。最初は少しだけコツがいりますが慣れてくれば全く問題ありません。

GnRHアゴニスト製剤を使用することで、一時的に卵巣のホルモンは増えます。しかしそれを制御する反応が起こり結果的に閉経と良く似た状態を作り出すことになります。

その後、月経3日目頃より卵を育てる注射をクリニックでしてもらい、卵をしっかりと成熟させます。そして最も良いタイミングで採卵、と言った流れになります。

ロング法のメリット

採卵できる卵が多いことが期待できますので、女性の体に負担のかかる採卵を毎回しなくて良くなります。
ちなみに私もこのロング法で卵を育て、最初の採卵で7つ卵を取り出すことができましたので、採卵は1度で済みました。
体外受精の中で一番女性の体に負担のかかる卵巣刺激→採卵はできれば1度だけにして頂ければと思います。

ロング法のデメリット

卵巣機能の低下している方には適していません。
卵巣機能が落ちている方にはショート法、または自然周期が適しています。また卵を育てるための注射が必要なので、10日間程通院する必要がありますが、クリニックによっては自己注射可能な場合もあります。
お仕事をされている方などは特にしっかりと通院日(だいたいでしか分かりませんが)などを確認しておくと良いかと思います。

●ショート法

卵巣機能が低下している方の卵巣刺激→採卵方法になります。ロング法と良く似た流れですが、薬を使う期間が少し短くなります。

まずは月経がはじまったらGnRHアゴニスト製剤(主に点鼻薬)をご自身で点鼻しはじめます。
そして月経3日目より排卵誘発剤の注射を7~10日間続けてクリニックにて投与してもらいます。点鼻薬は一般的に採卵の2日程前まで続けます。

ショート法はロング法で上手く卵が育たなかった方にも効果が期待できます。

●アンタゴニスト法

アンタゴニスト法は日本では2006年に導入されました。
上記でご説明させて頂いたロング法を試しても、卵が上手く育たない、または卵巣の働きがあまりよくない方にはこの「アンタゴニスト法」が有効とされています。

「セトロタイド」と呼ばれるアンタゴニスト薬を用いるこの方法は、排卵を抑える効果に即効性があり、ロング法に比べて使用期間が短く済みます。
その為、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)などを起こしやすい方にも負担が少なく済みます。卵巣過剰刺激症候群(OHSS)については、下記でも詳しく説明させて頂きますので参考にしてみて下さい。

●自然周期

卵巣刺激を行っても卵胞の育ちが良くない場合や、胚の質が良くない場合に選択されます。卵巣刺激は行わずに、自然の周期で採卵を行います。

「採卵」と「採精」の流れについて

成熟した卵子を卵巣から取り出すことを「採卵」と言います。局部麻酔か静脈麻酔で痛みを感じないようにします。
局部麻酔の場合には意識があり患部周りのみの麻酔になります。一般的には採卵の際には静脈麻酔は麻酔の力で眠っている間位に手術が終わせることが多くなります。

私は選択できる場合にはいつも静脈麻酔をお願いしています。採卵の時も迷わずに静脈麻酔をお願いしました。
一度局部麻酔で不妊治療ではありませんが簡単な手術をした際に、とってもへたっぴな担当医さん(ごめんなさい)に当たってしまい「これどうだったかな」「あれ~?おかしいな」などと不安になる言葉をたくさん聞きながら手術したことがあるので、局部麻酔はもうこりごりだったんです。(苦笑)

静脈麻酔での手術や検査は何度か経験がありますが、不快な思いをしたことは一度もありません。
いつも気持ちよーく眠っている間に終わらせてくれています。ただこれは私の個人的な意見になりますので、ぜひご自分にあった麻酔方法を担当医と相談しながら選んで下さいね。

採卵の流れとしては麻酔の後、経腟超音波を見ながら膣から30cm程の長い針を卵胞に差し、吸引、採卵を行います。この時できれば複数個の卵胞が採卵できるのが理想です。

採卵にかかる時間はおよそ15分程度で、採卵後数時間は安静にしている必要があります。安静にするためのベッドやソファは貸して頂けますので安心して下さいね。
採卵で卵子が確認できたら男性側は採精の必要があります。お部屋を借りて採精する方法と、来院できない場合には自宅で採精したものを持ってくる方法があります。

受精までの流れ

ここからが体外受精の本格的な動きになります。いよいよ卵子と精子を出会わせることになります。

受精には大きく分けて2通りの方法があります。

●2つの受精の種類

1、一般体外受精

培養士さんによる徹底的な温度管理、衛生管理している中、細心の注意を払い元気な精子を卵子の入っているシャーレに入れます。

2、顕微受精

精子の状態がきわめてよくない場合や、過去に体外受精で受精障害が確認された場合には、顕微受精を行います。顕微授精とは卵子の中に精子を1つ人工的に入れて受精させる方法になります。
実際の作業としては、細いガラス管に元気な精子を1つ吸い上げ、卵子の細胞質に精子を注入します。

体外受精、顕微鏡受精共に翌日には受精をしているかの確認が行われます。
採卵2日目には4分割、3日目には8分割、4日目には桑実胚、5日目には廃盤法になっているのが最も理想的な分割の速さです。

肺移植

採卵から3~5日目頃に、分割が進んだ胚を細くて柔らかいカテーテルを用いて子宮の中に戻す作業を「肺移植」と呼びます。
肺移植は胚質の良いものからそれまでの治療や年齢を考慮しながら1~2個づ戻していきます。この時、いくら「2つ戻して下さい」とお願いしても日本産婦人科学会の規定により、1つしか戻せない場合もありますので、担当医としっかりと相談の上、肺移植することをおすすめいたします。

移植時は痛みを感じることはありません。
私の担当医は「今から卵ちゃん戻しますからね~」と言って優しく戻してくれました。移植後は「とってもいいところに戻せたからね」と仰って頂き、とても安心したのと同時に涙が出そうになったのを覚えています。

また胚移植の様子は患者さんご自身もモニターを通じで見ることができますが、正直私はどこに戻していただいたのか確認することができませんでした。
子宮を刺激することで起こる子宮収縮が起こらないように気を付けながら、子宮底のおよそ1~1.5cm手前のところに優しくソフトに移植します。

時間にしてわずか5分程で移植は終了します。その後私はなるべく横になって過ごすようにしていました。

黄体補充

戻した卵ちゃんがしっかりと着床する為に、黄体ホルモンの補充を行います。
一般的にはhCG注射や黄体ホルモンの筋肉注射、または内服薬を使用します。内服薬と注射による妊娠率の差はありませんので、肺移植後は通院しなくても良い内服薬を選択される方が多くいらっしゃいます。

妊娠判定

肺移植後、およそ2週間後にクリニックにて妊娠判定を行います。この日が一番どきどきしますね。
私はもちろんフランイングで自宅検査をしました。

体外受精の費用について

それでは気になる体外受精の費用についてもお話ししたいと思います。

1周期での費用は一般的に30~40万円程度

体外受精は保険適用外ですので、病院ごとに費用は異なります。
一般的な流れとして採卵から肺移植まではおよそ20~40万円程度の費用がかかります。
そしてこれらに検査費用や注射などの薬剤費用として5~15万円程追加されますので、だいたい30万円~40万円程度と思って頂けると良いかと思います。

特定不妊治療助成制度

かなり大きな額になりますので平成16年度からは「特定不妊治療助成制度」として、国や自治体からサポートされる動きもあります。
実際私の住む自治体でも助成があり、1度の体外受精で最大15万円の補助がありかなり当時は助かりました。

現在は初回に限り30万円(採卵を含む治療の場合)の助成費になっており、年々不妊治療に対する助成が手厚くなってきているように感じます。
クリニックでは教えてくれないところもありますので、ぜひお住まいの都道府県や市のホームページをチェックしてみたり、お電話で問い合わせたりしてみて下さいね。

体外受精での妊娠の確率について

それでは次に体外受精をすることでの妊娠率についてお話ししたいと思います。

新鮮胚を用いた場合の妊娠率

2013年に日本産婦人科学会が発表した体外受精による新鮮胚を用いた時の妊娠率は21.3%になります。

新鮮胚とは凍結していない胚のことで、言い換えると採卵した周期にしか戻せないのが新鮮胚です。

年齢別の自然妊娠の確率は以下のような数字(%)が発表されています。

  • 25歳~34歳まで 25~30%
  • 35歳~39歳まで 18%
  • 40歳~44歳まで 5%
  • 45歳~49歳まで 1%

30台後半あたりからは自然妊娠よりも体外受精による妊娠確率の方が高くなっているのがお分かり頂けるかと思います。

凍結杯を用いた場合の妊娠率

凍結杯とはその名の通り、凍結した胚のことになります。
最近では上記の新鮮胚の移植よりも凍結杯移植を選択する方が多くなってきております。大切な胚を凍結すると聞くと、新鮮な胚よりもダメージを受けているんじゃないかと心配される方もいらっしゃるかと思います。

しかし初期の頃に行われていた緩慢凍結法と比べると、近年多くのクリニックなどで行われているガラス化法と呼ばれる凍結方法が主流になってきたおかげで、胚にダメージを与えることなく冷凍保存できるようになり、そのため解凍時胚の回復力は飛躍的に良くなりました。

融解時にグレードが落ちてしまうこともありますが、胚の生存率はおよそ95%で凍結後は驚く事に半永久的に胚を保存することが可能になりました。

そして凍結胚を移植した方が、下記の数字からもお分かり頂けるように着床率がアップすることがお分かり頂けるかと思います。
理由としては採卵時の周期では排卵誘発剤などの影響で子宮はとっても疲れています。

また内服薬である排卵誘発剤を使った周期には子宮内膜が厚くなりにくく着床しない場合があります。
ですので例えば1つしか卵ちゃんが取れなかった場合には、あえて採卵の周期には肺移植をせずに、一度受精卵を凍結させておいて、卵巣や子宮内膜のベストな時期に移植を行うクリニックもあります。

採卵した周期に排卵誘発剤などの影響を受け、移植を見送った場合や、良質な卵が複数個取れ凍結した場合には凍結杯を使います。

凍結杯を用いた時の妊娠率は34.2%になります。
新鮮胚よりも妊娠する確率が高くなっているのがお分かり頂けるかと思います。

流産

体外受精による流産の確率は、自然に妊娠した場合の確率との差はなく、1度の妊娠につき15~20%と言われております。

▶ 参考記事:流産の90%は妊娠12週目までに起こる‐兆候や原因まとめ

体外受精のトラブルやリスク、副作用について

次に体外受精をすることでのトラブルやリスク、副作用についても先に知っておいていただきたいと思いますので詳しく解説していきます。

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

先ほどからも何度か出て来ているOHSSについてです。

体外受精では多くの場合排卵誘発剤を使用します。そのことにより卵巣が過剰に反応し腹水や腹痛が発生することをOHSS(卵巣過剰刺激症候群)と言います。
OHSSは重症化してしまった場合には入院が必要となることもありますので、お腹の痛みを感じる方は遠慮せずに担当医に相談するようにして下さい。

採卵時の出血や感染

採卵時には慎重に卵胞穿刺が行われますが、ごくまれに腹腔内の出血や膀胱出血を引き起こしてしまう場合もあります。
また感染に関してもごくまれに採卵時に膣内にある細菌が腹腔内に入り込んでしまうことで、骨盤内感染症による発熱や腹痛などが起こる場合が考えられます。

予防としてクリニックは膣内の消毒や抗生剤の投与などを行いますが、採卵後に腹痛や出血がある方は担当医に相談して下さいね。

ここでまた少し私の体験談をさせて頂きますね。
私は採卵後、下腹部がとても痛くなり心配していましたが、担当医に相談すると「採卵は卵巣に針を刺す作業があるので、麻酔が切れてくるとどうしても下腹部に痛みを感じることがあります。
だけど少しずつ痛みもマシになってくるので大丈夫ですよ。もし明日になっても痛みがひどくなっている場合には連絡してね」と言って頂き安心したのを覚えています。

実際に次の日にはほとんど痛みは感じないようになっていました。

子宮外妊娠

自然妊娠と比べると、若干ですがリスクが高くなる可能性があります。
理由は体外受精が適応される女性は卵管の除隊が悪い場合が多く見られることや、複数の肺を戻すことにより移植の際に卵管へと押されてしまうことがあるためと現在は考えられております。

胞状奇胎

胞状奇胎とは染色体の異常を原因とする異常妊娠のことを差します。しかしこちらも自然妊娠との差はありませんのでご安心下さい。

多胎妊娠

多胎妊娠とは、双子ちゃんや三つ子ちゃんを妊娠することを言います。
体外受精では場合によっては2つの肺を子宮の中に戻しますので、2つとも着床すれば双子ちゃん、と言うことになります。これからのことからも、体外受精での多胎妊娠の確率は自然妊娠よりも高くなります。

子宮内胎児死亡

こちらも自然妊娠との差はありません。

それでは次に体外受精を行う際に気を付けて頂きたいことをまとめてみましたので、参考にしてみて下さいね。

体外受精を行うときに気を付けること

体外受精、顕微授精は不妊治療の最終的なステップだと私は思っております。
その為、体外受精はいままでの治療とは比べ物にならない程、大きな時間とお金を費やします。

そして何より最後の砦と言っても過言ではない体外受精なので、ぜひ万全の状態で体外受精を受けて頂きたいと思っております。

そこで体外受精をすると決めた後、日常生活で気を付けることなどをお話ししたいと思います。

禁煙は必ずする

きほんの「き」ですね。
実はうちの主人も喫煙者でした。だけど不妊治療をはじめてからはきっぱりと禁煙して頂きました。

ご夫婦ともに喫煙することで体外受精の妊娠率を低下させてしまいますので、もし喫煙されている場合にはこれを機にきっぱりと禁煙することをおすすめします。

移植後は激しい運動は控える

肺移植後はなるべく激しい運動は控えるようにして下さいね。
私はとっても心配性なので、肺移植後は卵ちゃんが着床しやすいように極力横になって過ごしておりました。

仕事は主に座り仕事でしたので、移植の日と次の日はお休みを頂きましたが、その後は普通に出勤しておりました。だけど椅子に座る時はなるべくゆっくり座るように意識していました。

身体を温める

身体を温める=子宮や卵巣の血液がきちんと流れている、と言うことになります。
血液がきちんと流れることにより、子宮や卵巣の働きが良くなります。ですのでぜひ身体を温めることを意識してみて下さい。

具体的な方法については以下の通りです。

  • 半身浴をする
  • 腹巻をする
  • 靴下の重ね履きをする
  • しょうがやにんにくなど身体を温める食材を意識的に食べる
  • 冷たいものはなるべく口にしない

これらのことはぜひ今日からでもはじめて頂ければと思います。

▶ 参考記事:温活で体質改善!おすすめグッズや食べ物と温活効果について

好きなことをして過ごす

体外受精をはじめると、肉体的にも精神的にもストレスが溜まってしまうことがあります。
ですがそんな時にこそ、ぜひ時間の許す限りご自分の好きなことをして過ごすことをおすすめいたします。

ありきたりではありますが、私は時間の許す限り

  • 大好きな友達(または主人)とのランチを楽しむ
  • 心ゆくまで眠る
  • 半身浴で身体を温めながら老廃物を出す
  • 美味しいものを食べる
  • 日帰り旅行を楽しむ
  • 好きな本をたくさん読む

パートと通院、最低限の家事以外は、こんな感じで過ごしておりました。ぜひご自分に甘く過ごして頂ければと思います。

お酒を控える

移植後は妊娠の可能性がありますので、飲酒は控えることをおすすめいたします。

ただし移植前までは、ストレス解消の効果もあるため、リラックスできる程度の適度な飲酒は問題ありません。

体外受精をするための病院や先生の選び方

体外受精に限ったことではありませんが、不妊治療は特に女性にとってはとてもデリケートな部分や心をさらけ出すことになります。

なのでぜひご自分の合った病院、そして先生と出会って頂きたいなと思います。

もちろん、相性には個人差がありますので、一概には言えませんが私の通っていたクリニックや担当医は本当に良くしてくれましたので、安心して身も心も委ねることができました。

以下に病院選びの際に気にして欲しい内容を紹介しておきますので、参考になさっていただければ幸いです。

患者の話に耳を傾けてくれる先生であること

言い換えると、患者の心に寄り添ってくれる先生のことですね。
私の体験談で恐縮ですが、実は私達夫婦は人工授精を12回しました。人工授精をしたことのある方ならきっと驚かれる数字だと思います。

人工授精と言えば、通常は多くても5~6回で、それでも妊娠しない場合には次のステップアップとして体外受精を進められます。

だけど私の担当医は「〇〇さんが納得するまでして頂いて大丈夫ですよ!」と仰って頂き、結果12回も人工授精をさせて頂きました。
逆に言うと私はこれで納得して次のステップアップの体外受精に踏み切ることができたんだと思います。

またとても人気のクリニックでお忙しい先生なのに、いつもしっかりと私の話にも耳を傾けて下さり、最後には必ず「大丈夫?他に聞きたいことはない?」と聞いて下さる先生でした。
また他にも私が悩んでいる時には「こんな選択肢もある」と、納得のいく案をできる限り出して下さったのも強く覚えています。

ポジティブな先生であること

先生の口癖は「大丈夫!次やってみよう!」です。私はこの言葉に何度も何度も勇気づけられました。

失敗しても気にしないようにしよう!と心に決めていたとしても、いざその時になれば毎回期待している分、ダメだったと分かったときのダメージは大きいです。
自分が落ち込んだときに、明るくその雰囲気を吹き飛ばしてくれるような、安心できる言葉を投げかけてくれるような、そんな先生であれば前向きに頑張ることができます。

看護師さんや助産師さんも寄り添ってくれるクリニックがおすすめ

先生と同じですよね。患者に寄り添ってくれる看護師さんや助産師さん、培養士さんや受付の方。そんな方達がたくさんいるクリニックをおすすめします。

例えば私が卵ちゃんを子宮に戻す「肺移植」をする際には、看護師さんが手を握って下さいました。
ただそれだけのことですが、涙が出るほどうれしかったのを覚えています。

また採卵の時にも手を握って下さった看護師さんがいらっしゃいます。麻酔ですぐに眠ってしまいましたが、とてもありがたく思いました。

結局、私はそのクリニックで第一子を出産したのですが、出産を終えて先生が「うちの助産師さんはとても優秀なひとたちばかりだから僕の出番が全くないんだよね。ほんと、助産師さまさまです」と仰っておられ、このクリニックの人たちは強い信頼関係で成り立っているんだな、としみじみと思いました。

先生が横暴な方だと、一緒に働く助産師さんや看護師さんもギスギスしてしまうだろうし、信頼関係って本当に大切なんだと感じました。

通院のしやすさ

体外受精では「この日なら大丈夫です」と言った患者側の都合で通院することはできません。
ですのでもし今お仕事されている方であれば、夜間でも通院できるクリニックであったり、自宅からの距離、職場からの距離なども大切な項目になってきます。

私の通っていたクリニックは、午前の診察はなるべく妊婦さんの枠、午後からの診察はなるべく不妊治療の方の枠、と分けられておりました。
こうすることで、不妊治療をしている方への配慮や仕事が終わってからの通いやすさ(20時まで開いてました)もありました。

またクリニックへは自宅からは車で30~40分と少し遠目ではありましたが、当時はフルタイムからパートタイムへと勤務形態も変更させて頂いていたので、ほとんど問題なく通うことができました。

まずは行ってみる

そうなんです。まずは行ってみて下さい。
1度お話しすればきっと合う、合わないが分かると思います。一つ目で「この先生にならお任せできる」と思えれば本当にラッキーです。「この先生はちょっと、、、」と思うならば次の候補を見つけるようにしてください。

▶ 参考記事:婦人科検診の疑問をすべて解消!不安でも行った方がいいワケ

まとめ 体外妊娠には悩みや不安が付きまとうけど大切な選択肢のひとつ

こちらの記事を読んでくださっている方の多くは、体外受精をすすめられて悩んでおられる方じゃないかな、と思いながら執筆させて頂きました。

体外受精を受けようかどうか、悩んでしまうのは当たり前のことだと思います。
私達夫婦もたくさん悩んでたくさん話かあった結果、体外受精へのステップアップを決めたので、お気持ちは痛いほどよくわかります。

理由は冒頭から何度もお伝えしてきた通り、体外受精は肉体的にも精神的にも特に女性にとっては決して負担の少ない治療ではないからです。

ですので私は大いに迷って頂いて良いと思います。
そして体外受精について分からないこと、不安に思うことがあれば、ぜひ不妊治療のクリニックに足を運んで頂けたらと思っています。

現在は体外受精専門のカウンセラーさんがいらっしゃいますので、ぜひ専門の方のお話を聞いて頂くことをおすすめいたします。

上記の数字からもお分かり頂けるように、体外受精はもう特別な治療ではなくなってきています。
もちろん自然に妊娠できるのが理想だけれど、私達夫婦も含め、医療の手を借りないと妊娠できないご夫婦が現在はたくさんいらっしゃいます。

ですのでぜひご夫婦でしっかりと話し合って、納得のいく道を選んで下さいね。

お子さんを望む1組でも多くのご夫婦の元へ、赤ちゃんが来られることを心よりお祈りいたします。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

その他の妊活・妊娠に関するコラム

私も子宝ちゃんねるで多くのコラムを執筆させていただいております。
これから妊活をスタートする方はもちろん、妊活中や妊娠できた方、産後のお母さんのためにも心を込めて書いておりますので、お時間のあるときにぜひご覧になってみてください。

こちらから → 妊娠したいと思ったら準備しよう!ためになる妊活コラム集

健康的な妊娠のために

先天的な不妊の原因があるなど、どうしても治療を余儀なくされるケースもありますが、健康的な体を持っている人であれば健康的な妊娠が可能です。
ただし、不規則な生活やストレスが少しづつ「妊娠しずらい体」を作り上げてしまっています。

1番大切なのは健康的な体づくりなので、日々の生活や栄養バランスをもう一度見直して、不足している栄養はサプリメントを活用して補いましょう。

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